バンコク住宅は買い手市場 中国人投資家が減少、目立つ空室 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

とあるディベロッパーから聞くと
 
引渡し時の決済ができず
余儀なくディベロッパーに没収されるケースが特に今年は多いという。
 
初回で販売価格の2~3割を自己資金で支払い
引渡し時、残り7~8割の支払いに住宅ローンを組むローカルバイヤー
のユニットがこれらに該当。
 
今年4月から住宅ローン規制が厳しくなり
買増しバイヤーは特に資金繰りができない状況になっている。
 
 
一方で、バンコク中心地のプリセール新規物件は特に
外国人バイヤーに頼らなければ売抜くのは厳しい価格帯になってきているのが現状。
 
とあるディベロッパーの顧客比率は、ローカル7割:外国人3割
前年比率でいうと外国人バイヤーは9%増。
 
外国人バイヤーの大半を占めるのはやはり中華系で、当国で販売会を開催すれば
飛ぶように販売できたのが今年はそうはいかなくなっているのが現状。
 
そこで、中国勢に重きを置き日本市場には目がなかったディベロッパーが
最近では日系市場にも力を入れる準備を始めてきている動きも出てきているが。
日本マーケットは中国マーケットとは大きく異なるのはもちろん、販売側も感覚が鈍っているのは否めない状況。
 
外国人対象にした中心地の物件はやはり価格が高すぎるのもあり
特にこれからは市場にかみ合った物件を掘り出していかなければ最終的に納得できる物件と出会えるのは難しい。
 
日ごろから常に賃貸も売買事業も行っており
かつ日系顧客だけではなく外国人顧客も対応している当社では
まさにこれから大きく役立つのかなと思っております。
 
 
今年は中古市場やローカル向けの住宅に視点を切り替え、掘り出し物件を提供できるようにやっていくとしよう。

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