カラオケ喫茶で新たな集団感染の恐れが出てきました。
北海道札幌市内のカラオケ喫茶で新型コロナウイルスの複数の感染者が出ていることが新たに分かりました。
札幌市の秋元市長は6月5日の会見で、主に高齢者が日中カラオケを楽しむ「昼カラ」に注意を呼びかけました。
関係者によりますと、札幌市内のカラオケ喫茶の客など複数人が新型コロナウイルスに感染し、札幌市で集団感染の恐れがあるとみて確認を進めているということです。
このため、札幌市の秋元市長は5日の定例会見でこう呼びかけました。
秋元 克広 札幌市長:「カラオケで歌を歌うということは当然マイクを持って大きな声を出す。マスクを外して歌を歌う。マイクを共有する。行動歴のなかにこういった経歴がある方が多数、散見される」
札幌市のまとめで感染経路が判明してる感染者のうち、日中の時間帯にスナックや飲食店でカラオケを楽しむ「昼カラ」で高齢者の感染が確認されていると指摘しました。
そのうえでマスクを外して歌を歌い、マイクを使い回すことに注意を呼びかけました。
秋元 克広 札幌市長:「一度ウイルスが家庭内に持ち込まれると感染が広がる。何より大事なのは、家の中にウイルスを持ち込まないこと」
また鈴木知事は5日の定例会見で、唾液でのPCR検査の準備が整い5日から実施可能になり、医療従事者の感染リスクを軽減できるとしました。
一方、北海道内では5日、新たに4人の感染が確認されました。
このうち、石狩市の60代の男性は「三和交通」のタクシー運転手で、北海道では5月30日午前3時過ぎに、札幌市中央区南7条西4丁目から、白石区菊水元町7条3丁目まで乗車した人が濃厚接触者の可能性があるとして、札幌市保健所などに連絡するよう呼びかけています。
道内の感染確認が1桁となるのは12日連続で、これで北海道内の感染者は1092人となりました。
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